「……」
先輩はそう言うと俺の肩に片手を乗せウインクをした。
…なに当たり前のように言ってんの、なに裸エプロンをするのが当たり前みたいに言ってんの、なに裸エプロンをやろうぜみたいに言ってんの。
「よし、じゃあ憂太!早速服を脱いで裸エプロンを」
「やらない」
「…いやほらさ、結婚っつったらやっぱり裸エプロンじゃん?だからさ憂太も裸エプロンを」
「やらない」
「……いやいや、せっかくフリフリエプロンがあるしさ。そして俺の夢は裸エプロンからのベッドインだからさ、やろうよ!
あ、間違えた。…ヤろうよ!」
「言い換えるなボケ!つかお前はどんなけベッドインが好きなんだよ!」


