「……はあ?」

「今の俺らに足りないのは、愛だよ。

だから結婚という愛し合った人達が一緒になることを、あえてプレイでやることによってさらに愛が深まると思うんだ!」

「………」



意味不明なことも真剣な顔して言う先輩が怖いです。


しばらく沈黙をした後、俺は何事もなかったかのように前を向き途中だったニンジンを切り始めた。

…あれ、カレールーってあったっけ。



「ちょっ、憂太!お前、俺との愛を深めたくないのか!?

俺は愛を深めやすいように風呂に入って体を綺麗に洗って全裸で来たのに!」

「…遠回しにヤろうって言ってるようにしか聞こえないんだけど」