先輩が騒ぎ始めて五分後、俺は驚いたと同時に動かしていた手を止めた。 「――ちょっ!せ、先輩…!?」 風呂場で騒いでる先輩をひたすらシカトして飯を作ってたら、いつの間にかこの状態になっていた。 ……先輩の息が、俺の耳にかかる。 「先、輩っ…む、無理だって…っ」 「…そんなこと言って、本当は好きなんだろ?ほら、もっと感じて」 先輩は耳元でそう言うと俺を抱き締める手をギュッと強くした。 …服が濡れて、じわじわと服に跡を付けていく。