何故だか知らないけど、俺は母親に裏切られた気分になった。

…まさか母ちゃんが俺を変態に捧げるなんて…。そんな人だと思わなかったよ、俺。



「さすが憂太くん。
…そう、俺達は今日からラブラブでギシギシでエロチックな同居を始めるのだよ!」

「黙りやがれ無限欲情男!」



なんで俺がこんな奴なんかと同居をしなきゃいけないんだ。

なんで、なんで…



「――んっ!?」



こんな奴なんかに、キスをされなきゃいけないんだ。