コンコンッ‥‥ 「ふぅ‥‥クリスか、入れ。」 ガチャ‥‥ ドアが開くと共にクリスのため息が聞こえてきた‥‥ 「ハァ…まったく困った王女様だ。」 「‥‥‥‥‥‥」 「おい、エドガー。 状況はかなり悪いぞ。」 「あぁ、分かってる…」 「アイリーンはダレンに印をつけられて帰ってきて、 記憶も戻りかけている‥‥。 それに‥‥‥‥‥」 シャァ──ッ‥‥‥ クリスが勢いよくカーテンを開ける、 すると‥‥ 「もうあと一週間ないぞ‥。」 そう、あと満月まで……六日。