スリ──‥‥ 「ん‥‥」 誰かに頭を撫でられる感触‥‥── 気持ち良い。 まだ重たい身体を起き上がらせようとすると‥‥ 「ダメだよ、アイリーン。」 ゆっくりと寝かせられる。 そう、エドガーに‥‥。 「頭‥‥いた‥ぃ‥。」 目が覚めたからか頭痛がひどくなる。 「大丈夫、大丈夫だから‥‥。」 スリ──‥‥ また撫でられてる まるで子供みたいに。 でも──‥‥ やっぱり──‥‥ 気持ち良い。 私はまた深い眠りへと落ちていった。