君へ願うこと



バタンと扉が閉まった途端まるで呪文が解かれたのように体が
自由になる。


「な、なに、あの人」


へなへなと地面に座り込んだと同時に



キーンコーンカーンコーン


授業始まりのチャイムが教室内にうるさく響き渡った。