君へ願うこと




お父さん、お母さん壱にあたし。



市ノ瀬君の家はどうなんだろう。



あたしの知らない事でも



幼なじみの牡丹ちゃんは知ってる。



きっとあたしが知らない事もたくさん分かってる。


幼なじみの存在ってきっと大きいよね。


それが小さいときからの付き合いなら。


ズキンと胸が痛んだ。


これが嫉妬っていうんだ。


この前経験したから分かる。



その日はどんなに頑張っても


胸の中にあるモヤモヤしたものが晴れなかった。