‡ 3姉妹の恋 ‡<幸せになりたい私たち>【三亜華ver.】

「なんで、って…

何年もお前のコト見てるからだろー

オレは、親代わりみたいなもんだからなぁ


んで…どうすンだぁ?」


「どうする、って…どう…したらいいの?」


カウンターに置いてあるカップを見つめる


「どう…って

結局は、剛志を”好き”か”きらい”かだろ?

剛志のこと、嫌いなのか?」


「うーん…
嫌いじゃないよ、好きだよ

でも、その”好き”は、友達としての”好き”だと思うもん」


「あ゛ー、お前めんどくせぇなー

嫌いじゃないなら、付き合ってみるのも手だぞ

ダメだったなら、やめればいいんだしな」


ダメならやめるって…

剛志は近所だよ…


よけい気まずくなるじゃん…


「ま、一度、剛志と話してみることだな、それから考えてみたらどうだ?

まぁガンバレや」


「もー 人のことだと思ってぇー」


結局、自分で決めろ、ということか…