「ほらね、私の言ったとおりデショ?」 そう、その人物は さっき、私のコトをウザそうにしてた ”葛西くん”だった 「なにが、歌穂の言ったとおりなのぉ? 私に用事なら、こっちまで来るんじゃないの? 誰か、違う人待ってんでしょー」 うん 絶対に違うってー てか、 あんな高ビーなヤツ 関わりたくないんだけどぉー 歌穂の言うことも気にせず、 受付のお姉さんに挨拶をし 玄関へと進んで行った