「ミア~ぁ?」
後ろから
覚えがある
いかにもアニメ声の女子が
私を呼んだので
回れ右をし、その女子の方を向いた
「んー?なに?歌穂?」
唯一、この養成所での親友(と私が勝手に思ってる)
野上歌穂(ノガミ カホ)
歌穂は、すでに
ファッション誌の読モの仕事をしてて
ファンもたくさんいる
「今、見てたケド…
葛西くん…
あんな態度だけど…
ミアのこと気になってるんだと思うヨ…」
へっ?
どこのどいつが?
「歌穂ってばぁ~
そんなコトあり得るワケないじゃんっ!
葛西くんは、私が邪魔だったから
あんな態度だったんだよ〜」
そう、
思い切り、私のコトウザい、
って顔してたもん
「ミアってば
ほーんと、鈍感だわ」
呆れ顔の歌穂…
「私のコトは、いーの!
それより、歌穂!
今度のオーディションの練習しよ!」
そうなのだ!
色恋なんて、かまってらんない!
私は、一日も早く
声優になるんだから!
後ろから
覚えがある
いかにもアニメ声の女子が
私を呼んだので
回れ右をし、その女子の方を向いた
「んー?なに?歌穂?」
唯一、この養成所での親友(と私が勝手に思ってる)
野上歌穂(ノガミ カホ)
歌穂は、すでに
ファッション誌の読モの仕事をしてて
ファンもたくさんいる
「今、見てたケド…
葛西くん…
あんな態度だけど…
ミアのこと気になってるんだと思うヨ…」
へっ?
どこのどいつが?
「歌穂ってばぁ~
そんなコトあり得るワケないじゃんっ!
葛西くんは、私が邪魔だったから
あんな態度だったんだよ〜」
そう、
思い切り、私のコトウザい、
って顔してたもん
「ミアってば
ほーんと、鈍感だわ」
呆れ顔の歌穂…
「私のコトは、いーの!
それより、歌穂!
今度のオーディションの練習しよ!」
そうなのだ!
色恋なんて、かまってらんない!
私は、一日も早く
声優になるんだから!

