‡ 3姉妹の恋 ‡<幸せになりたい私たち>【三亜華ver.】


「7時少し前だよ」


「え?! ま、まじっ?!」


「まじ…」


な、なんでだ…?


マグカップを両手で包み
おじさんの方を向いて固まってると…


「ミア~

お前、いくつんなったぁ?」



お皿を磨く手を止め
おじさんが私に聞く



「いくつ、って…
19だけど…?」



「なら、剛志がなんで朝っぱらから
ココに来たかくらい、自分で考えろや~」


再び、お皿を磨きだすおじさん


「えーーーっ」


そんなん…


わかるワケ…ないやんっ!


おじさんをひと睨みし
マグカップのミルクティを飲み干した