‡ 3姉妹の恋 ‡<幸せになりたい私たち>【三亜華ver.】


「ミア、お前、人が話してンのに
逃げんじゃねーぞぉ」


「あ? 逃げたワケじゃないじゃん
テーブル片づけないと、次来るお客さんに
迷惑デショ~?わかってないなぁ…もう…」


「わかってないだとぉっ?!」


カウンターに教科書やノートとともに
置いてあったシャーペンを持って
興奮しかけた剛志だけど…


「まぁまぁまぁ…
そんなコトでケンカすんなって~

お客さんに迷惑だろう?」


カウンター越しに
私たちにそれとなく注意するおじさんが、
ホールの方に目をやる


つられて私と剛志もホールに
目を向けた…


すると、
私たち二人に視線を注ぐ
お客さんたち…


と、言っても
皆、昔からの常連客の方たちで
口元を、皆、左右どちらかにあげ
ニヤついていた…


うわ…


なんだ、この人たち…