‡ 3姉妹の恋 ‡<幸せになりたい私たち>【三亜華ver.】


「おはよーございまーす」


カウンターの向こうで
モーニングのセットをしているおじさんに
あいさつをした


トレイを持って
今、帰ったお客さんのテーブルの後片付けに向かおうと
すると…


「なんだよ、オレにはあいさつナシかよっ」



カウンター席の隅に座っていた
迷彩柄の服を着た男に呼び止められた



「うわっ!! つ、剛志かっ!?

誰かと思ったよ!

てか、なんで、そんな服着てんのっ
自衛隊みたいだよ」



驚いた拍子にトレイを落としそうになった


だって、迷彩柄のブルゾンに
カーキ色のパンツだったら
自衛隊か、もしくはマニア?
かと思うじゃん…


「アホっ
オレのセンスをわかってないな、
秋といえば、やっぱ、迷彩だろ?

こう、秋の紅葉にマッチしてだな…」


頭のいいヤツの考えるコトはわからん…

語り始めた剛志をしり目に
テーブルを片づけに行った