‡ 3姉妹の恋 ‡<幸せになりたい私たち>【三亜華ver.】

「なになに? ミア、なに興奮してンのぉ?」


心配する風もなく、面白がる様な顔で
二実姉が、私を見上げた


「剛志だよ、剛志!
なんで、剛志なんかに呼び出されなきゃいけないのよ、もうっ!」


「ふふふっ、剛志だったんだぁ

ミア、あんた、鈍いわねぇ~

剛志、むかぁーしから、ミアのこと好きなのわかんないのぉ?」



「だ・か・ら!、そんなコトあるワケない、って何度も言ってるでショ?」




坂本剛志…



保育園から中学まで
見事に一緒だった幼なじみ


剛志んちは、ウチのすぐ裏の家だから
何かとウチに顔を出しにきてた…


剛志が関西の大学に決まったと
風のウワサで聞いたから
やっと解放されたと思いきや…


それは、ただのウワサだった…


地元の国立の医学部に入ったと本人が
わざわざ報告しにウチへ来たのが卒業式の前日だった


ホント…


嫌味なヤツぅ~