「今…なん」 「…しーちゃん、このブロンドヘア止めたら?。」 話を遮られるように、頭の上でおだんごにしてあるソレをめぐはボタンのように押しまくる。 「い…嫌!シンデレラって言ったら金髪だもん。」 あたしがお姫様に少しでも近づけるなら… 有栖川さんや、白雪さんみたいになれるなら… 「あたしはなにもないから。」 髪をいじるめぐの顔が見れなくなってあたしは下を向く。 「有栖川さんみたいな綺麗なブロンドヘアも…白雪さんみたいな綺麗な顔も名前も。」 あたしはシンデレラにはなれないの。