「……っ…」 「乃愛…これ……」 優人さんはあたしの首筋に付いたキスマークを凝視する。 「…………」 「誰にやられた?」 「えっ?」 「これ。誰に付けられた?」 優人さんはキスマークに指で触れる。 いつもの穏やかな優人さんじゃない…。 声で分かるよ。 怒ってるもん…。