その日やっとお仕事が終わり、あたしはロッカールームに入った。 自分のロッカーから出した昨日買ったばかりのワンピース。 優人さんはバーの外で待っててくれてる。 あたしは急いでワンピースを着た。 胸元はキャミソールになってるけど…やっぱり露出は多い。 けど…優人さんにちょっとでも可愛く見られたいし。 あたしはメイクを直し、身だしなみを再び整えると、鞄を持ってバーを出た。 「乃愛」 「ごめんね、待った?」 あたしは車に寄り掛かる優人さんに近寄った。