それに…明日は優人さんが仕事終わりにバーに来てくれて、一緒に帰る約束をしてる。 明日、さっそく見せよっかな。 あたしはワンピを購入すると、ワクワクしながらデパートを後にした。 ――次の日、夜のバー。 カランカラン 耳に心地良い鈴の音が響く。 「いらっしゃいませ」 あたしはバーに入ってきたお客様…優人さんをおもてなしした。 優人さんはニコッと微笑むと、あたしの目の前の席に腰掛けた。