あたしはふと顔を上げ、向こうを見た。 ――あ。 優人さんだ…。 なんかお偉いさんっぽい人と話してるみたい。 やっぱりカッコいいなぁ…//// あたしはそんなことを思いながらも次のカクテルの準備をしていた。 その時。 「――危ないっ!!」 えっ? あたしはふいに後ろを見た。