致死量カカオ


「っていうかそもそも俺と一緒にいると体調が悪くなるんだって言われたら終わりだけど。

触れてもねえし話しかしてねえのに。これ以上やりようがねえよ」


俺の言葉にふーんとだけ言いながら沢田はご飯を食べ続ける。

マジで。
何が何だかわからない。

わからないから余計に気になっていらつく。

よく考えたら昨日からあいつのことばっかり考えている気がするんだけど……。


何なんだあいつ。

まるで中毒症みたいだ。いや、依存症なのか。


……あんな変な女がそばにいないと気になって仕方ないとか。俺もおかしくなったのか。


「でもあの子が高城とそばにいてしんどいからってそんな風に逃げ出すような子かなー。

死ぬ死ぬ言いながらなんだかんだお前のこと気にしてたし。そもそも告白までするような女の子だろ?」

「しらねーよ」


だけど、そんなこと俺だって多少は思う。

だからこそ、何が原因なのか気になるんだ。


俺が原因だとしても、ほんの数日のあいつしかしらないけど今までと違うような気がするから。


あいつの場合自ら何を考えているのかわからねえけど妄想して鼻血出して吐き出すっていうのに……そんなんじゃなくてなんか、思い悩んでいるような。

いや、まあわかんねーけど。