「とーよ、だいじょーぶかー?」
「いぎゃああああ!」
バンと勢いよくドアが開くと同時に呼びかけられた言葉。
「……昭平」
びっくりして思わずすげえ声出しちゃったじゃないか。
私のガラスハートも止まるかと思った。
固まったまま昭平に視線を向けると、昭平はそんな私にも驚くことなく「ど?具合」と近くに来て腰を下ろした。
女の子の部屋に勝手に入ってきて勝手にくつろぐお前はなんだよ一体。
「別になんもないし。っていうか出て行け」
「えーそう言う事言う?追い出すならさっき高城のシャツ気持ち悪い顔して抱きしめて匂い嗅いでいたの言いふらすけど」
「どうもすいませんでした。あ、お茶いりますか?」
「飲んでやってもいいよ?」
調子のんなコノヤロウ。
「で?一緒に帰って鼻血出してリバースしながらおんぶで帰ってきた気持ちは?」
うわああー傷口抉って塩塗り込んでこないでえええ。すごい遠慮ない……!乙女心わかってない!
「そもそも……昭平こそ何であんな危険な目に合わせるのよ−!昭平のせいよおおおぉぉぉ!」
「えーそういうの八つ当たりだと思うなー僕」
僕とか言うな!気持ち悪い!



