それでもこの興奮は収まることもなく、ゼーゼーと肩で息をしながら言葉が勝手に口からあふれ出る。
目の前の高城は目を点にしているけどそんなのも何かどうでもよくなってきた。
そこまでいわれたんだからなんかもう嫌われたっていいよもう!
「……好きだから!目も見れないんでしょ!
好きだから吐きそうだし好きだから今も下痢だし!好きだからこんなにも死にそうになってるんでしょー!
好きじゃなかったらこんなに死にかけてないわよ!
――っげほ!ごふげふお!」
一気に興奮して叫んだからか最後の言葉を吐き出して息を吸い込もうとした瞬間……気管に何かがつまった……。
あ、死ぬ。
呼吸が出来ないくらいに苦しいんですけど!
もう言いたいことも言ったしいいかな。
啖呵きってむせるとかも恥ずかしすぎるし、もういいですよ。
――好きな気持ちが、伝わらない。
それがこんなに悲しい何て知らなかった。
今までだってさらっと「冗談だろー」みたいに振られたりしたことだってあったけど。
だけどこんなに苦しかった事なんて無い。
こんなに好きなのに。好きだからこそ出来ないだけなのに……それを、そんな風に言われると悲しくて仕方ない。
こんなに高城が好きだったんだと今更ながら自分でも再確認したくらいだ。
こんなに好きじゃなかったら、きっとこんなに悔しくないもの。



