致死量カカオ


「で、お前どうしたいの?」

「どう……って?」


高城の言っている意味がわからなくで首をかしげながら動悸を押さえるようにゆっくりと深呼吸を繰り返す。


えーっと?どうしたいって?

どうしたいと言われても自分ではなんかよくわからないんですけどー。


うーんと首をひねれることができる限界までひねって考えてみたけれど、そもそも高城の意図する問題がよくわからないような気がしてきた。


「俺と付き合うの?付き合わないの?」


私の頭の中読まれたのかと思うタイミングで高城の声が響いた。


「……え?」


あ、一瞬目の前に夜空が見えた。


「え?じゃねえよ。そもそもちゃんと確認しておきたいんだけどお前、本当に俺のこと好きなの?」

「……ほへ?」

「ほへ?じゃねえよ」


いや、さすがにさっきの質問はへ?と聞いてもいいと思うんですけど。

好きじゃなかったら告白なんかするはずないし。それともなに?私にもう一度告白させようって言うの?


「……なん、でそんなこと聞くの?」


顔が赤いのが自分でわかるから、顔を少しそらして疑問を疑問で返す。