「ううん。大和くんとランチー♪」 笑顔でピースするあたしに対して、虎太の表情はみるみるうちに変わっていって 「ふざけんな! ダメに決まってんだろ!」 予想通りの反応。だけど男友達とランチするだけで口出しするなって命令しちゃえば…… そう思って、口を開こうとした瞬間だった。 「虎太くーん! 遅れてごめーん!」 後ろから甘えたようなかわいい声で一人の女の子が歩み寄って来たのは ――真奈美だ。 あたしはドキドキしながら、ゆっくりと振り返った。