何なの、こいつ。だけどあたしの意見は通ったのだからよしとしよう。あたしは真奈美にミネラルウォーターを口に流し込んであげるとゴクゴクと1滴も残さずに飲んだ。 大和くんも虎太に嫌々ながらも水とおにぎりを食べさせてあげていた。もちろん虎太も嫌な顔をしていたけれど。 「最後の晩餐は終わり。いい夢を」 大和くんは涼しい顔であたしの腰に手を回した。 「綾香!」 虎太が苦しそうな体勢であたしを見つめてきて、にっこりと笑った。 「うまかった。ごちそうさま」 「虎太……」