やった!あたしはあまり嬉しそうな表情はせずに立ち上がった。 「じゃ、あたしはキッチンで下ごしらえするから大和くんは地下の二人に何が食べたいか聞いてきてもらえないかな?」 「分かった。食材はたくさんあるから自由に使って。俺は好き嫌いないから」 軽い足取りで大和くんは部屋から出ていくとパタンとドアが閉まった。 ――今、あたしは一人。 一人になれる時間は今、この“時”だけ。睡眠薬を探すなら今しかない!