そんな……
確かにあたしは虎太に命令はしていたけど、犬なんて人格をズタズタにするようなことは命令できない。
「……まだ虎太くんに未練がありそうだね。俺が目を覚まさせてあげるよ」
そう言うと大和くんはマスターキーを取り出して、虎太を拘束している手錠を取り外した。
「俺、こう見えて喧嘩強いから。少しでも抵抗するような仕草を見せたら、生きたままノコギリでバラバラにするからね」
怖い……穏やかな表情でどうしてそんな恐ろしいことが言えるの?
虎太は手錠を外され、床から起き上がると大和くんを睨み付けた。何か、何かいい方法はないの?
あたしが周りを見渡している時だった。
「真奈美とセックスして」


