「落ち着いて。ここは山奥の別荘。その地下に真奈美と虎太くんを監禁している状態」 「わけ分かんねーよ! 何で監禁されなきゃいけないんだよ」 かなりパニクってる。目覚めたら知らない場所で体を拘束されて監禁してると聞かされたら誰でもそうなるけど 「綾香! お前は無事なのか!?」 「え……」 あたしに向けられた目。今は自分のことだけで精一杯なはずなのに、拘束されずにただ立ったままのあたしのことを心配してくれた。 「綾香ちゃんに手を出すわけないじゃん。何故なら俺の恋人なんだから」 「は?」