「……虎太が日曜日、あたしとデートしてくれって。朝、早く迎えに来るって言ってた。揉めるのめんどくさいからもう少し早く出ない?」 『虎太くんも頑張るね。いいよ、揉めても。俺がきちんと処理するから。あまり早く出ても綾香ちゃんも朝がきついだろうし、計画通りのデートをしよう?』 「……うん」 大和くんの言葉に素直に頷くしかなかった。8時より前に虎太が来るのは確実だから揉めるのは目に見えているのに きちんと虎太のことを避けずに、対応して処理をすると言ってくれた大和くんはやっぱり大人だと思った。