「そんなもん気にしなくていいよ。なんで最終的に綾香に全て負担がいくわけ? あたし、虎太くんに言うよ?」 「それはやめて!」 立ち上がった真麻の手を取って、思わず大声をあげてしまった。 「……知られたくないの。大丈夫。日曜日、大和くんとデートしたら全て終わりだから。だから虎太には絶対に言わないで」 「……分かった」 また椅子に腰かけて、二人に沈黙が流れた時だった。