「シカトがいいと思うよ。きちんと頭下げたんだから。お金に余裕があるなら、新しい番号の携帯に買い換えたら?」 「……うん」 何であたしが虎太を励ましてんだ。ちょっとは同情するけど自業自得ってやつなのに。 「綾香、優しいな。ありがとう」 「別に」 虎太は嬉しそうに笑っていたけど、放課後に笑えない状況が待っていた。