「それっておかしくない?」 虎太に対して、大和くんは冷静に切り返した。 「大切な彼女だと思っているなら普通は浮気しないよ」 「……それは、本当に後悔してる。魔がさしたっていうか」 「ひどい! あの夜のこと、魔がさしたなんて言わないでよ! あたし、すごく幸せだったのに……」 「ごめん……本当にごめんしか言えない」 予想外な展開にあたしは腕を組んで、大きくため息をついた。真奈美、虎太のことマジだったんだ。