そーっと、美羽のおでこに触る

…熱いな…

完璧俺のせいだよな

昨日、結構本能のままキスしたし…


「…ごめんね?でも、ありがとう」


風邪、感染してごめんね

でも、そばにいてくれてありがとう


美羽に小さく囁いて、自分がいたベッドに美羽を寝かせた


「ん…葉音…」


すると、美羽が目を覚ました


「平気か?…俺の風邪が感染ったみたいだね」

「そっか…葉音は?熱は?」


今、熱出して辛いのは美羽なのに、俺の心配をする彼女


「もう、平気」


そう告げると、美羽は本当に嬉しそうに笑って"よかった"って言ってきた