葉音の部屋につき、チャイムを鳴らすが、まるで無反応

物音も一切しない


私は怖くなった

過ったのは、いつかの葉音の話


家族に拒絶され自殺をしようとした話


あの時は、私の存在が止めさせた…

でも、今は…


そこまで考えて、思考を止めた

考えたくない…


私は、そーっとドアノブに手をつけ、回した



すると…開いた…



そして、遠慮がちに部屋へと入っていった