葉音と顔を合わせないまま、5日が過ぎた


あれから葉音は、学校に来ていない


先生は、体調不良だって言ってたけど…




「…大丈夫かな」


自分から拒絶したのに、浮かぶのは葉音のことばかりだった


「大丈夫だよ!明日は美羽の誕生日だよ?日高くんが祝わない訳ないじゃない」

「そうだね」


私を元気付けるためか、明るくいう瑞希

瑞希は、私と葉音の不仲を知らない

私が落ち込んでるのは、葉音が居ないからだと思っている


なんか、騙してるみたいでいい気はしないな…