「…んっ…?」


目を覚ますと、ベッドの上だった


「…私…」


ぼーっとする頭をフル回転させ、思い出す


あぁ…私…知らない男子生徒に襲われて…

葉音が助けに来てくれて…

ココで寝てろって言われたんだっけ…?


「今、何時?」


窓の外を見ると、空は暗かった

でも、校庭は明るく賑わっていた

校庭の真ん中には、ステージらしき物まで作られている


「…何をしてるのかな?」


文化祭は終わってる時間だし…

疑問を抱いていると、保健室の扉が開いた