はちみつのにおい

その他

KINA/著
はちみつのにおい
作品番号
60075
最終更新
2008/01/25
総文字数
2,991
ページ数
5ページ
ステータス
未完結
PV数
149
いいね数
0
私は物持ちのいいほうだ。

みっちゃんからもらったポーチもヤチからもらったマグカップももう何年もするのに大事に使っている。

時々それが本人に見つかってびっくりされるぐらいだ。


今日は蜂蜜のかおりがした。

どうやらこの石鹸には、蜂蜜が練りこまれているらしい。

だけど私は、こういう贈り物にはいつも少々困ってしまう。

大事にしたいのに、使うと小さくなってしまうから。

これから、毎日、朝はだんだん小さくなっていく石鹸をみながら、いつもちょっとだけ悲しくなるのだ。

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