頭をガシガシとバスタオルで拭きながら寝室へ入って来たシュウさん。
私の好きな笑顔を浮かべていて。
服を着たままシュウさんの横を通り抜ける。
キッチンのドアを閉めた瞬間、襲ってきたのは強烈な胃の痛み。
慌ててトイレへ駆け込んだ。
グルグルとメールの文面が頭を回って。
「っくうっ……」
変な声が出る。
そして溢れ出る想いが形となって目から零れる。
見なきゃよかった。
知らなきゃよかった。
押し寄せるのは後悔。
思わずレバーを捻って水を流した。
一緒に流れて欲しい。
シュウさんが好きだという気持ち。
信じたいと願う気持ち。
しゃがみ込んで頭を抱えた。

