“琉聖――…? 帰っておいで” “琉聖――…? 生きなきゃ!” “琉聖…琉聖…琉聖…” 憂紀――… 泣いてるのか? 寂しいのか? 暗闇の中に響く憂紀の声に、眠気がなくなって行く。 “琉聖、早よ起きろや…” “お兄ちゃん、ごめん…ごめんね…お兄ちゃん…” 愛斗。 夕姫。 やっぱ俺、寝てたのか? みんなに心配させるほど。 “琉聖。お前、パパになったんやで?俺、じいちゃんや” “おばさんは、おばあちゃんになったよ” おじさん。 おばさん。 赤ちゃん、生まれたんですか…?