後輩たちを見届け、最後にたまり場を出る。

ダラダラと歩き、コンビニに寄り道する。



「夕姫って夜遊びするん?」



「最近してるらしいけど」



「あそこに居んで」



雑誌を立ち読みしてると、駐車場に戯れてる男女の中に、夕姫を見付ける。

年齢は様々のようだが、夕姫は俺より確実に年上の男にベッタリだ。



「ほかっとけ」



男が出来たなら、もう俺を諦めただろうし。

夜遊びしたいなら、すれば良いんだ。

憂紀用のゼロカロリーのゼリーを一つと、自分のコーラを買い、愛斗と並んで店を出る。