焼き肉や寿司。

何でもありの食べ放題の店に来た。

大人と子供で座席を分けて貰ったのは良いが、憂紀が人の肉まで、バンバン食べる。

愛斗と俺は、なかなか肉にありつけない。



「俺らにも寄越せ…」



「お腹、空いてたの」



それは俺らも一緒なのに。

目の前に座る愛斗は口を開けたまま固まり、憂紀を見つめてる。



「愛斗、持って来い」



「せなや。ジャンジャン焼くしかないやんな」



「牛タンよろしくね。後、ウインナー」



「はいよ」



…まだ入るのかよ;;

妊娠中毒とか、止めてくれよな;;