「琉聖君、お風呂どうぞ?」 少し呑み過ぎて、また泊めて貰う事に。 おばさんが渡してくれた愛斗のジャージを受け取り、脱衣場に向かうと、憂紀がいた。 「ごめん。入るって知らなくて」 「気にしなくて良い」 歯磨きをしてる憂紀の横でネクタイを外す。 愛斗で見慣れてるのか、憂紀は動じないから、特に意識もせず脱げる。 「あのさ…」 「ん?」 「腹、撫でて良いか?」 急に撫でたくなった。 赤ちゃんのいる腹を。 「うん」 憂紀の少し膨れた腹に手を伸ばす。