無事テントも完成したし、ここからは昼に向けての食事の準備なのだが。

『あの…』

小夜が荷物の中を探りながら顔を向ける。

『食器はあるけど、食材全く持ってきてないんだけど…』

「「……」」

宜虎と芽々が唖然とする。

「「まじでっ!?」」