伸びてきた腕に引き寄せられ龍二さんの胸に倒れたあたしに低い声で囁く。 その声にあたしの胸は一瞬飛び跳ねた。 約束… 「…覚えてるよ…」 あたしは静かに答えた。 あの日、 龍二さんとの約束を、 忘れるはずがない。 あんな言葉… 忘れたくもない。