「愛羅は、気持ち伝えないの?」
「伝えるよ!!!
……伝えたい。
だけど、怖い。
ワタシは海太くんのことが好き。
大好き。
でも、海太くんの気持ちは分からない。
もしかしたら、ワタシのこと嫌いかもしれない。
そう考えたら、怖くて怖くて仕方がないの」
「だったら、尚更伝えなくちゃ駄目だよ!!
スキだったら、スキって伝えなくちゃ!!
伝えなくちゃ伝わらないんだよ?」
「うん、そうだよね」
「伝えないといけない気がする。
伝えなかったら、後悔するんじゃない?
海太くんが愛羅のことをスキになるっていうのは奇跡なのかもしれない。
だけど、愛羅が海太くんをスキっていうのも奇跡みたいなことなんじゃないかな。
奇跡ってさ、50%は神様からの贈り物で、残りの50%は自力で起こすものなんだと思うよ」
「ワタシ…奇跡起こすよ!」
「うん!!」
どうか、神様、愛羅に奇跡を与えてください。
愛羅は50%分の奇跡のカケラを自分で埋めました。
これから、残りの50%分の奇跡のカケラを信じて、海太くんに気持ちを伝えるそうです。
神様はいじわるじゃないでしょ?
愛羅は頑張ってたよ?
これからも頑張るよ?
だから、100%の奇跡を、ワタシは祈ってます。


