お昼休みを終え、5時間目になって、20分くらいが過ぎてから、急に、ワタシの中の睡魔が消えた。
ワタシの席は、窓際の後ろから2番目という、とても良い席。
おかげで、5時間目は、必ずといっていいほど、日光を浴びながら、人間光合成をしている。
光合成の最中に後ろから左肩を叩かれたので、ビクッと体が動いた。
くるりと後ろを振り返ると、小さく折り畳まれた紙を渡された。
その紙は、愛羅からの手紙だった。
《 あとで、大事な話があるから!!! 》
大事な話??
なんだろう。
ワタシは何の検討もつかなかった。
思い当たる節が1つも無いからだ。
そして、放課後、ワタシと愛羅は誰もいない教室に残り、話をした。
「大事な話って?」
単刀直入に聞いた。
愛羅に手紙を貰ってから、ずっと気になって気になって、仕方がなかった。
「うん…あのね…」
愛羅の声のトーンが下がった。
「ワタシ…………、海太くんのこと、好きになっちゃったみたい…」


