職員室の中をくまなく見渡せば、よく知る人物を1人発見した。 良かった!助かった! 職員室の奥の方。 そこには1年の時の担任の中村先生がいた。 中村先生は美人な30代で生徒からも人気が高い。 今日もピシッと綺麗な格好でメガネをキランと光らせる。 「あら?小柴さん」 先生に近づくと声をかける前に気づいてくれた。 「先生、助けてェー!」 「何?どうかしたの?」 先生は机の上のノートパソコンをパタンと閉めると、クルッと椅子を回して身体ごとあたしに向けた。