そう心の中で叫んでも、テレパシーを送れる訳でもないあたしをコバさんが助けに来る事はなかった。 ここはアレだ。 挨拶しとかないと。 「こここ、こんにちは!」 くそ、思いっきりしくじった! 颯先輩の眉間に力が加わる。 ひえ! これはダメだ!一時退散! あたしはボストンバッグを抱え込んで、素早くその場を通り過ぎた。 颯先輩…。 目力は最強かもしんない。