あたしは背後からの視線に押され、人混みに突き進んだ。 嗚呼、こんな役イヤだよ。 人を押しのけて進むなんてイヤだよ。 だけどしょうがない。 頼まれてしまったから! 人を掻き分け掻き分けやっと1番先頭に飛び出た。 クラスは1組から6組まである。 あたしの名前はどこだ!? ついでに海里くんも。 1組。 ……ない。 2組。 ……ない。 そうして5組まで見終わった。 未だあたしの名前も海里くんの名前も出てこない。 ちょっと待て。 それってまさか……。